ミゲルに、先に休むことを伝え、次の街へ向かう彼を見送った。 血尿のことは、すっかり忘れていた。 どこまでも抜けるような青空。 綿菓子のような白い雲が、浮かんでいた。 ミゲルと出会ってから、走った17㎞。 夢中で走れたせいか、普段以上の爽快感。 ゆ…
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